デザインを一新したMacBook Proは、早ければ今年の初夏に発売される予定で、その後、MacBook Air、ローエンドのMacBook Pro、新型Mac Proワークステーションと続き、さらにハイエンドのMac miniデスクトップと大型のiMacの開発も進めているようだと、Bloombergが伝えている。
これらのマシンには、現在のM1チップの性能や機能を大幅に上回る自社設計のプロセッサが搭載されるそうだ。
情報によれば、再設計されたMacBook Proは、コードネーム「J314」と呼ばれる14インチと、コードネーム「J316」と呼ばれる16インチの画面サイズで発売される予定で、再設計された筐体、マグネット式のMagSafe充電器、外付けドライブやデバイスを接続するためのポートの数が増え、また、以前のバージョンでは廃止していたHDMIポートとSDカードスロットを復活させる予定。
新しいMacBook Proでは、コードネーム「Jade C-Chop」と「Jade C-Die」という2種類のチップが計画されていて、どちらも高性能コアが8個、高効率コアが2個、合計10個搭載されているが、グラフィックコアは16個または32個のバリエーションを提供予定という。
さらに、M1では最大16GBだったメモリを、最大64GBまで増設することができ、機械学習タスクを処理するNeural Engineも改良され、データの同期や外部デバイスとの接続を可能にするThunderboltポートも、現行のM1 MacBook Proに搭載されている2つのポートよりも多く追加できるようになるそうだ。
Appleは、次期MacBook Proと同じチップを搭載した、コードネーム「J374」と呼ばれる、よりパワフルなバージョンのMac miniも開発していて、このモデルは、現在のローエンドバージョンに搭載されている2つのポートではなく、4つのポートを備え、現在のエントリーレベルのM1 Mac miniの上に位置することが予想されるという。
Appleは、これまでのように新型Mac miniの発売を延期または中止する可能性もあるが、最終的には現在販売しているIntel搭載のMac miniを置き換えることになる。
2022年に発売が予定されているハイエンドデスクトップ「Mac Pro」は、新しいハイエンド「MacBook Pro」チップの2倍または4倍の性能を持つ2つのプロセッサから選択できるようになるらしい。
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