エイベックスは5月27日、自己株式の一部をサイバーエージェントに売却し、約52億円を調達すると発表した。サイバーエージェントの保有比率は4.83%から12.25%に増え、エイベックスの筆頭株主になる。
コロナ禍でライブイベントが急減する中、エイベックスの経営環境が厳しくなっており、21年3月期の連結決算は65億円の最終赤字に転落。今回の調達で財務基盤を立て直し、グローバルアーティストの発掘や、大型アニメやゲーム開発に投資する。
両社は、共同出資で音楽サービス「AWA」を運営している他、ゲームイベント「RAGE」を共同で開くなど協力関係を築いてきた。
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