テレワーク中、部下は上司のどんな言動をハラスメントだと感じるか──通信インフラ事業を手掛けるALL CONNECT(福井市)は7月27日、こんなランキングを発表した。1位は「カメラを常時オンにするよう求める」(86.0%)、2位は「部屋全体を映すよう求める」(84.0%)、3位は「体形を話題にする」(74.7%)だった。
4位は「部屋にあるものを話題にする」(72.0%)、5位は「同居人の声や生活音を話題にする」(68.0%)がランクイン。6位以降は「バーチャル背景やぼかしを消すよう求める」(66.0%)、「髪形やメークを話題にする」(62.0%)、「社内チャットへのリアクションを必須にする」(58.7%)、「決められた時間にカメラをオンにさせる」(56.7%)、「服装を話題にする」(55.3%)だった。
具体的にハラスメントと感じた言動を聞いたところ、「『太った?』と聞かれた」「部屋に飾ってあった絵についてのうんちくを聞かされた」「『普段は家でそういう服を着ているの?』と聞かれた」などの回答があった。
逆に、ハラスメントの可能性があると思う言動を上司側に聞いたところ、1位から6位までは部下と同じ順番だった。7位以降は「服装を話題にする」「社内チャットにリアクションを求める」「髪形やメークを話題にする」「決められた時間にカメラを接続させる」と続いた。
調査は7月5日、週3日程度テレワークをする20代〜50代の男女300人(部下150人、上司150人)にWebで実施した。
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