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F1日本グランプリ、今年も中止 海外関係者の入国が確実にならなかった

» 2021年08月18日 20時00分 公開
[ITmedia]

 「鈴鹿サーキット」を運営するモビリティランドは8月18日、10月の「2021 FIA F1世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース」を中止すると発表した。昨年に続き2年連続の中止となる。

モビリティランドの報道発表資料

 モビリティランドはF1開催に向けて2020年末から海外関係者の入国受け入れに伴う防疫対策や輸送計画などの準備を進めてきた。しかし開催期日までに海外関係者の日本入国が確実な状況にならなかったという。

 モビリティランドの田中薫社長は「非常に厳しく悔しく、残念な決断」と2年連続の中止を報告した。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大や政府の渡航規制の影響を考慮して中止していた。

 モビリティランドは2006年に鈴鹿サーキットランドとツインリンクもてぎが対等合併して誕生。以来、F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなど国内のトップレースを開催している。

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