タレントの香取慎吾さんは9月5日、日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)へのチャリティ企画「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」を始めると発表した。NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)アートを用いた企画。基盤としてLINEのブロックチェーンを活用している。
チャリティー参加費用の3900円を寄付した人は、パラサポ開設を記念して香取さんが2015年に描いた「i enjoy !」という壁画作品のデジタル版を、NFTアートとして受け取れる。作品には、参加した順番に応じたシリアルナンバーが付与される。
NFTアートの基盤には、LINEの「LINE Blockchain」を採用。受け取ったNFTアートは、LINEのアカウントから登録できるデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保管できる。同ウォレット内のNFTアイテムは、LINEユーザー間で交換することも可能だ。
NFTは、デジタルデータの所有権をトークンとしてブロックチェーンに記録することで、データ固有の価値を証明できるのが特徴。最近では、デジタルアートの取引以外にも、ブロックチェーンゲームのアイテム交換や、コンテンツの流通に活用する動きが出ている。
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