「あなたを追跡しない検索エンジン」を謳う米DuckDuckGoは11月18日(現地時間)、Android版ブラウザアプリの新機能「App Tracking Protection for Android」のβ版を発表した。アプリ内から参加を申し込める。
同社は新機能を「他のアプリに潜んでいるGoogleやFacebookなどのサードパーティのトラッカーをブロックする新機能」と説明する。
DuckDuckGoの調査によると、人気のAndroidアプリの96%以上がサードパーティトラッカーを潜ませているという。
米AppleのiPhoneおよびiPadでは、OSのバージョン14.5からアプリによるトラッキングにはユーザーの承諾が必要になったが、Android端末にはそのような機能はない。
App Tracking Protection for Android機能を有効にすると、Androidアプリがサードパーティにデータを送信しようとするとそれを検出し、リクエストをブロックする。この機能はバックグラウンドで持続的に実行される。ローカルのVPN接続を利用するため、端末はこの機能をVPNと認識するが、アプリデータを外部サーバ経由でルーティングするわけではない。
データ送信をブロックしている状態は、DuckDuckGoアプリで確認できる。
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