伊藤忠商事は11月22日、電子ペーパーの世界最大手・E Ink Holdings(台湾)と、電子ペーパーを活用した製品群の世界展開について協業することに合意したと発表した。
E Inkの電子ペーパー技術と、伊藤忠グループが持つ国内外のネットワークを組み合わせ、電子サイネージや電子棚札、電子物流タグなどの製品について、国内外で拡充・展開を進める。電子ペーパー周辺のシステム連携にも着目し、国内外の企業のDX化需要にも応えるとしている。
伊藤忠は「コロナ禍のテレワーク需要などに伴い、電子ペーパー関連市場は急拡大している」と説明。世界の市場規模は2020年の約5000億円から毎年20%の成長し、2025年には約1兆5000億円規模になると見通している。
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