freeeは11月30日、どんな人でも同じようにサービスなどを使えるようにする考え方である「アクセシビリティー」の社内向け研修資料を、公式ブログで無償公開した。同社のITエンジニアやデザイナー、プロダクトマネジャー向けにアクセシビリティー向上の必要性やテクニックを解説したもので、採用活動の一環として公開したという。
公開したのは、新入社員向けに「スクリーンショットでテキストを共有すると、翻訳や単語検索がしにくくアクセシビリティーが悪い」といった基礎的な工夫を説明する「All freeers」、Webページの企画制作やそこに掲載するコンテンツを作成する人向けの「Basic」、HTMLでの実装方法など、より技術的な内容に踏み込んだ「Advanced」の3種類。研修用に作成した、アクセシビリティーが悪いUI/UXの例をまとめたページも閲覧できるようにした。
freeeでは以前から開発者向けにアクセシビリティーに関する研修を行っていたものの、開発以外の部署にいる人にも必要性を周知するため、10月に対象を全新入社員に拡大。これに併せて開発者向け研修も内容を整理したことから資料の公開を決めたという。
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