東京工業大学の岡崎直観教授が、大学の講義で使う資料「機械学習帳」をGitHubのホスティングサービス上で公開している。Webサイト上でPythonを実行できる開発環境「Jupyter Book」で作られており、利用者はPythonのコードとその実行結果を見ながら学べる。
同大学が2021年度4Q(12〜2月)に開講する「機械学習」の講義ノート。学習できる内容は、単回帰、重回帰、ロジスティック回帰、ニューラルネットワーク、サポートベクトルマシン、クラスタリング、主成分分析、確率的勾配降下法、正則化といった機械学習の重要項目。初学者向けに原理なども丁寧に説明したとしている。
Pythonによって書かれたグラフは、学習回数や変数などで変動するものや3次元の場合はアニメーションとして視覚化されている。
岡崎教授は自然言語処理や人工知能の研究者で、他にも自然言語処理に必要なスキル100項目の演習問題をまとめた「言語処理100本ノック」なども公開している。
ハーバード大のプログラミング講座を日本語化 無料で学べる「CS50.jp」公開
東大、AI・データサイエンスの基礎教材を無償公開 豊富なスライドで学べる
「動画で助かる」「IT基礎知識が一通り学べる」──各社が公開した新人エンジニア向けの研修資料が話題に 人気資料まとめ
「超すごいIPv6本」電子版を無償配布 JPRSやNTTコムなども協賛Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR