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サイトの引っ越しに対応できるQRコード登場 あとから遷移先を更新できる仕組み

» 2022年01月11日 17時20分 公開
[谷井将人ITmedia]

 QRコードリーダーの開発などを手掛けるメディアシークは1月11日、アクセス先Webサイトの引っ越しなどでドメインが変わっても常に目的のページに誘導できるQRコード生成サービスを開発したと発表した。このサービスで生成したQRコードであれば、パンフレットやポスターなどに印刷され古くなったQRコードからでも正しいWebサイトにアクセスさせられる。

photo QRコード発行後に管理画面で情報更新できる仕組み

 サービスの管理画面であらかじめ指定した情報やWebサイトを表示できる。情報やドメインの変更時に登録情報を更新することで、同じQRコードでも常に最新の情報に案内できる。QRコードの読み取りに専用の機器やアプリは不要。

 自治体や企業がWebサイトを引っ越す際に、悪意のある第三者に引っ越し前のドメインを取得され、詐欺サイトなどに作り替えられるケースもある。古いQRコードを放置していると、ユーザーが知らずに詐欺サイトにアクセスし、被害に遭ってしまう。正しい遷移先に案内することで「ドメイン更新ミスによる不正被害リスクなどを軽減できる」(メディアシーク)としている。

photo Webサイト引っ越し時にリダイレクトを設定していれば問題ないが、設定しない場合は詐欺サイトに誘導される可能性がある

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