米Meta(旧Facebook)のSNS、Instagramの機能「1日の時間制限を設定」で設定できる最短時間が15分から30分に変わったと、米TechCrunchが2月21日(現地時間)に報じた。
この機能は2018年に、ユーザーの健康のためサービスの使いすぎを防止する目的で追加されたもの。Instagramのモバイルアプリで[≡]→[アクティビティ]→[利用時間]で設定する。TechCrunchによると、以前は10分あるいは15分から設定可能だった。また、選択できる時間の順番が以前は短いものほど上だったものが、逆になり、長い時間を選びやすくなった。
また、「休憩のリマインダーを設定」(以前は「毎日のリマインダーを設定」という名称だった)で設定できるリマインダー表示の間隔も、以前は「5分」から設定できたものが、10分からになった。
TechCrunchはMetaがユーザーのサービス上の滞在時間を可能な限り長くすることで広告収入を上げることを望むビジネス側からの圧力の結果である可能性があると指摘した。
Metaの直近の業績発表では、広告事業の売上高は20%増だが、伸び率は鈍化している。
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