ITmedia NEWS > 社会とIT >

ロシア系ベンダーJetBrainsがウクライナ侵攻を非難 「IntelliJ」「PyCharm」など人気IDE開発

» 2022年02月25日 11時30分 公開
[ITmedia]

 ロシア出身のエンジニアらが設立し、統合開発環境「IntelliJ IDEA」や「PyCharm」などを開発するチェコのJetBrainsは2月24日(現地時間)、Twitterで「当社はロシアのウクライナ侵攻を非難します」との立場を示した。

 JetBrainsはPython、Java、PHP、C言語、Rubyなどの開発言語に対応したIDEを公開しているソフトウェアメーカー。IntelliJ IDEAやPyCharmはそれぞれJava、PythonのIDEとしてシェアトップともいわれる。米Googleが提供するAndroidのIDE「Android Studio」もIntelliJ IDEAがベース。他にもプログラミング言語「Kotlin」をはじめプログラミング周辺技術を多数手掛けている。

photo JetBrainsの製品(公式Webサイトより)

 同社はロシアにも3拠点を構えているが、今回のウクライナ侵攻については反対の立場を取っている。

 「JetBrainsとして、今回の攻撃を非難します。私たちの心は、私たちの同僚と家族を含むウクライナの人々とともにあります」(JetBrains)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.