オフィスも「ルーロ」でお掃除 パナソニック、ロボ掃除機の業務用サブスク開始

[ITmedia]

　パナソニックは3月22日、家庭用ロボット掃除機「RULO」（ルーロ）で培ったノウハウを投入した業務用小型ロボット掃除機「RULO（ルーロ） Biz」開発したと発表した。オフィスビルの専有部や店舗、飲食店など、障害物の多い狭小空間の掃除用に、RULO Bizを使った月額定額制の清掃プラットフォームサービスを販売する。

ニュースリリースより

　無線で専用サーバと通信し、サーバから送られてくるマップに基づいて掃除する。指定された時間に自動で清掃を始め、必要に応じて自ら継ぎ足し充電しながら掃除できる。1台のRULO Bizで複数マップを清掃させたり、複数台のRULO Bizを同時に稼働させるなど、ニーズに合わせて運用できる。

　人出が必要な作業は、清掃後のごみ捨てのみ。月額料金には、RULO Biz本体とシステム利用料に加え、年1回の定期点検・メンテナンス、故障時の代替機支給などが含まれる。

　同社は、ビル共用部など大空間の清掃向けに、大型の業務用ロボット掃除機「RULO Pro」を2018年から販売している。RULO Bizは、大型ロボットが稼働しづらい狭い空間や障害物の多い場所向けに展開する。