KDDIは、3大キャリアの先陣を切ってauの3G通信サービス「CDMA 1X WIN」を3月31日に終了する。iPhone 4sやPhone 5sなどの端末は使えなくなる。
CDMA 1X WINは2003年11月に提供を始めた第3世代の通信サービス。3Gの終了に伴い、4月1日からWIN端末とau VoLTE非対応のスマートフォン、携帯電話(ガラケー)は音声通話とデータ通信が利用できなくなる。
これにはカシオ計算機「CA001」(2009年発売)などのガラケーに加え、台湾HTC「E30HT」(2009年発売)などのスマートフォンも含まれる(下表参照)。iPhoneでは4G LTE非対応のiPhone 4sやVoLTE非対応のPhone 5/5s/5cが該当する。
KDDIはCDMA 1X WINとVoLTE非対応SIMカードの契約者に対し、機種変更を勧めてきた。31日までに機種変更しなかった場合、4月1日付で自動的に解約もしくは一時休止になるとしている。
KDDIは高速データ通信が行える5Gや4G LTEの普及に伴い「3Gの利用者は激減している」としてサービスの終了に踏み切る。同様にソフトバンクは24年1月下旬、NTTドコモは26年3月31日に3Gサービスの終了を予定している。
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