なぜそんなに軽くて安いかというと、当然1つ1つのレンズの質や鏡筒の材質、さらに防塵防滴構造ではないということ。そして開放F値が広角端でF5.6、望遠端ではF8と暗いこと。
望遠端で開放がF8ってのはネックにならないのか。
答えは簡単。「ISO感度を上げればいいじゃん」。
昼間ならシャッタースピードを1/2000秒とかに上げてもISO3200もあればいける。
ああ、これは日常的に持ち歩ける望遠ズームレンズとしてめちゃ秀逸だわと思ったのである。
クオリティー最優先!という人は高価で重くて高性能なレンズを使えばいいし、機動力重視ならこの軽くて扱いやすいレンズがいいのだ。重いレンズばかり持ち歩いてると体力的につらいし。
気軽に持ち歩き、撮りたいものがあったらさっと撮る。EOS R5/R6なら被写体検出のAFも優れてるので、ぶらぶら歩きながら鳥をさっと撮るとかできちゃうし。
そしてもう1つ楽しいのは100-400mmというかなりの望遠である上に、かなり寄れること。
望遠時の最大撮影倍率が0.41倍(1.05mまで寄れる)。つまりぐぐっと寄ってアップで撮れるのである。
今までエントリー向けの望遠ズームって70-300mmが定番だったけど、標準ズームレンズが24-105mmに移行した今、望遠レンズも100mmスタートなのである。
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