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ゲーム好きの漫画家がソニーのPS5専用ヘッドフォンからホリのネックスピーカーに乗り換えた話サダタローのゆるっと4コマ劇場

» 2022年05月07日 10時00分 公開
[サダタローITmedia]

 深夜のゲームプレイでは、音がご近所迷惑になることもあります。ボクはソニーのPlayStation 5向けワイヤレスヘッドフォン「PULSE 3D」を使用していたのですが、実は最近になって周辺機器メーカーのホリが販売しているPS5用ネックスピーカーに乗り換えました。

 ヘッドフォンの利用を止めた理由は、頭部への締め付けがボクにはきつかったのと、耳の部分が熱かったり蒸れたりするのが嫌になったため。使用を断念し、ホリが販売しているソニー公認(ライセンス商品)のゲーミングネックスピーカー「ホリ ワイヤードネックセット for PlayStation5、PlayStation4、PC」を新たに購入しました。

「ホリ ワイヤードネックセット for PlayStation5、PlayStation4、PC」は付属の4極ミニプラグ付きケーブルでPS5のコントローラーに接続する(公式動画より)

著者紹介:サダタロー

1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce

連載:サダタローのゆるっと4コマ劇場

漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる〜く語る4コマまんが新連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。

 この製品、ワイヤードという名前の通り有線で接続する製品ですが、PS5の場合は手元のコントローラー(DualSenseワイヤレスコントローラー)に接続できるのでその先はワイヤレス。ゲーム機本体やテレビまでケーブルが延びるわけではありません。

 有線接続なのでBluetooth設定は必要なし。導入の手間が掛からないのはありがたいです。

 一方で音質や臨場感は「PULSE 3Dには到底かなわない」という印象です。PULSE 3DはPS5の3Dオーディオ向けにチューニングされているので360度いたるところから音が聞こえてくる感覚を味わえましたが、「ホリ ワイヤードネックセット」ではそこまでの感覚はありません。

 それでも左右の音の聞き分けに関してはテレビの内蔵スピーカーに比べてはっきりしますし、左右の耳のそばから聞こえてくるサウンドは音質にこだわりがなければ十分だと思います。

 ホリのネックスピーカーには低音をブーストさせる「バスブーストモード」、細部の音も聞き取りやすい「FPSモード」、音楽鑑賞に適した「MUSICモード」というサウンドモードがあります。「エルデンリング」をプレイして2つのゲーム用モードを比べた感じでは、確かに「バスブーストモード」が一番臨場感があり、「FPSモード」が一番敵の位置が分かりやすい印象でした。

 ゲームプレイ中のボイスチャットに関してはどちらも全く問題なし。相手の音声もクリアに聞こえますし、相手側から聞こえづらいと不満をいわれたこともありません。

 音質にこだわる人には断然PULSE 3Dをオススメしますが、耳への負担が少ないのはネックスピーカーの大きなメリット。約235gと見た目の割に軽く、肩への負担も少なめです。

 他にもソニー製のネックスピーカー「SRS-WS1」の「グランツーリスモコラボモデル」やパナソニックがスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー XIV」(FF14)チームと共同で開発した「SC-GN01-FF」などもありますので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

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