京阪ホールディングス(大阪市中央区)は5月12日、AIが生成したデジタルヒューマンが登場する京都の観光案内動画をYouTubeなどで13日に公開すると発表した。広告宣伝分野での新技術の可能性を探る実証実験という。
京都大学発のスタートアップ企業、データグリッド(京都市左京区)のシンセティック(合成)AIで生成したデジタルヒューマンを用い、京都市内の人気スポット3カ所を案内する動画を作成した。
動画は13日からYouTubeの京阪電車公式チャンネル「沿線おでかけ情報」やSNSの京阪グループ公式アカウントで公開する(動画へのリンク)。動画の概要欄からアンケートフォームにリンクし、視聴者の好感度や情報理解度などを調査する。期間は27日まで。
シンセティックAIは、デジタルヒューマンなど合成データの生成に特化したAI。データグリッドによるとGAN(敵対的生成ネットワーク)をベースに独自のAIモジュール群やAPIなどを加えたという。
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