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TelegramのMAUが7億人突破 サブスク「Premium」提供へ

» 2022年06月20日 07時03分 公開
[ITmedia]

 ロシア発でドバイに拠点を置くTelegramは6月19日(現地時間)、サブスクリプションサービス「Telegram Premium」を提供すると発表した。まだ月額料金は公表されていない。これにより、E2EEのメッセージング手段を必要としている世界中の無料版ユーザーへのサービスを維持するための資金を確保できるとしている。

 同社はまた、MAU(月間アクティブユーザー数)が7億人を超えたことも発表した。2020年にMAUが5億人を超えた際には、広告でのマネタイズを始めると発表した。

 telegram 1 TelegramのMAUが7億人突破

 Premiumユーザー向けの主な機能(一部)は以下のようなものだ。

  • アップロードできるデータ量が2GBから4GBに増量
  • ダウンロード速度の高速化
  • フォローできるチャンネル数(1000)、チャット数(200)、最大チャットフォルダ(20)がそれぞれ2倍になり、4つ目のアカウントの追加が可能になり、メインリストに固定できるチャットが10になり、保存できるsタンプの数が最大10個になる
  • 音声メッセージのテキスト化
  • チャット管理ツール
  • サブスクユーザーバッジの表示
  • 広告非表示
 telegram 2 フォローできるチャンネル数などが2倍に(左)、音声メッセージのテキスト化(右)

 これらの新機能は段階的に公開されていく。新機能の一部は無料ユーザーも使えるようになる見込みだ。

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