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洋服サブスクのエアークローゼットが上場へ

» 2022年06月28日 11時25分 公開
[ITmedia]

 東京証券取引所は、月額制の洋服レンタルサービス「airCloset」を運営するエアークローゼットのグロース市場上場を承認したと6月24日付で発表した。上場予定日は7月29日。

画像 公式サイトより
画像 「airCloset」のプラン

 2014年創業。スタイリストが顧客の好みに合わせた洋服を3着送る「airCloset」のサービスを15年2月にスタートした。利用者は働く女性が中心だ。

 スタイリストが提案した洋服を試着後に購入できる「airCloset Fitting」、店舗型のスタイリングサービス「airCloset × ABLE」、生活家電や寝具などを試して購入する「airCloset Mall」などの事業も展開する。

 上場に伴い、73万3000株を公募し、13万6700株を売り出す。需要に応じて13万400株を上限に追加売り出し(オーバーアロットメント)を行う。主幹事はみずほ証券。

 22年6月の業績予想は、売上高は33億5210万円と前期比16.1%増の成長を見込むが、人件費や広告宣伝費の拡大などで、営業損益は5100万円の赤字に転落する見通し(前期は3800万円の黒字)。純損失は4億2300万円(前期は3億4400万円の赤字)を見込む。

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