大阪府バレーボール協会は6月28日、同協会の元会計担当理事が資金2579万円を着服し全額を“投げ銭”していたと明らかにした。着服された金はすべて回収済みとしている。
元会計担当理事は2014年7月から20年6月にかけて2579万円を着服。52回にわたり協会の口座から引き出していた。親団体である日本バレーボール協会によると、2579万円は全て「インターネット上のチャットで使った」という。
日本バレーボール協会の川合俊一会長は28日の会見で、元会計担当理事を告訴する方針を示した。
2579万円の具体的な用途については調査中としているが、日本テレビやスポーツ報知などはYouTubeの投げ銭サービス「スーパーチャット」に使ったと報じている。
スーパーチャットは、視聴者が動画配信者に数百円から数万円を投げ銭できる機能。スーパーチャットを“投げる”と自身のコメントが目立つように表示され、配信者からリアクションを得られることがある。
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