Mozilla Foundationは6月28日、Webブラウザの最新の正式版となる「Firefox 102」のWindows版、Mac版、Linux版をリリースした。
新機能としては、強化型トラッキング防止機能(ETP)の「厳格」モードで、Webサイトをナビゲートするときのクエリパラメータの追跡を軽減する機能を追加した。
[設定]→[プライバシーとセキュリティ]の「強化型トラッキング防止機能」を初期設定の「標準」から「厳格(R)」に切り替えると、この機能が使える。
米Bleeping Computerによると、この設定にするとMetaやHubSpotなどがユーザー追跡に利用しているトラッキングに必要なクエリパラメータがURLから除去される。
ただし、この設定にすると、一部のウェブサイトが表示されないか正しく動作しない可能性がある。また、プライベートモードではこの機能は無効だ。
この他、ダウンロードのたびに新しいダウンロードパネルが自動的に開く機能を無効にできるようになった。「画面を混雑させるウィンドウが多すぎてうんざりしている」というフィードバックを受けたもの。
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