米Mozillaは5月3日(現地時間)、Webブラウザ最新版となる「Firefox 100」を公開した。2004年の初版公開から約17年でバージョン3桁を達成した。3月には米GoogleのWebブラウザChromeが一足先にバージョン100になった。
新機能としては、デスクトップ版のピクチャーインピクチャーモードでの字幕表示対応(まずはYouTube、プライム・ビデオ、Netflix)、OSの設定言語と異なる言語を選択できる機能の追加、Mac版でのHDR動画のサポート、LinuxとWindows 11版でスクロールバーを表示しない設定をデフォルトにする変更などがある。モバイルを含むその他の新機能についてはリリースノートを参照されたい。
バージョンが3桁になり、UA(ユーザーエージェント)を正しく使っていないWebサイトに影響が出る可能性がある。GoogleとMozillaは過去数カ月、対策を呼び掛けており、「多くの問題は既に修正された」という。
Mozillaはバージョン100を記念して、2004年からのロゴ変遷を紹介する短い動画を公開した。
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