輻輳は「ふくそう」と読む。「何かが一か所に集中する」という意味で、通信業界ではインターネット回線や電話回線などの一部にトラフィックが集中することを指す。
携帯回線だと、災害時に多くの人が安否確認の連絡をした場合や、イベントなどで1カ所に多くの人が集中し、一気に通信する場合などに回線のキャパシティーを超えるアクセスが集まることで発生する。
輻輳により、通信が不安定になったりできなくなったりといった通信障害を引き起こすこともある。
7月2日に発生したKDDI史上最大規模の通信障害、2021年10月に発生したNTTドコモの通信障害でも輻輳が発生。大規模障害のトリガーになっていたという。
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