中国人10億人分の個人情報を入手したとするハッカーが現れたと、ロイター通信や米Bloombergなどが7月4日に報じた。PC系のニュースサイトBleeping Computerによれば、ハッカーは22TB以上に及ぶデータを10ビットコイン(約2687万円相当)で販売しているという。
データは、上海国家警察がAlibaba Cloud上に構築していたデータベースから入手したとみられる。流出内容には氏名、住所、出身地、身分証番号、携帯電話番号、犯罪記録などなどが含まれる。実際のデータかどうかは確認できていないとしている。
身分証番号は銀行口座開設や各種チケット購入、就職などさまざまな場面で使われる個人識別番号。携帯電話番号は、ユーザー登録時に必須情報として入力させるサービスやSMS認証が必要なサービスも多い。
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