安倍元首相が街頭演説中に銃撃され倒れたというニュースがSNSを駆け巡っている。中には現場の様子を撮影した動画などなど、刺激の強い情報もある。
こうした情報にさらされるのが苦手な人は、ネットやテレビから離れるなど、情報を遮断することもセルフマネジメントの上では重要だ。
本記事では、Twitterを使いながらも適度に情報を遮断する方法をいくつか紹介する。設定方法はアプリ版をベースに解説する。
まずは関連ワードを含む投稿をタイムラインに表示しない「ワードミュート」機能だ。Twitterメニューの「設定とプライバシー」から「プライバシーと安全」と進み、「ミュートとブロック」の中から「ミュートするキーワード」を開くと、表示したくない単語を指定できる。
この方法は情報をピンポイントにシャットアウトできる。一方で、登録の際に情報を見続けないといけない点や、すり抜けて表示される情報が出てしまうなどの欠点もあるので注意が必要だ。
今回の報道ではショッキングな映像がシェアされることもある。映像が目に入らないよう表示をオフにするのも一つの手だ。関係あるものもないものも一括で非表示にするため、すり抜けが起こりにくい。
Twitterメニューの「設定とプライバシー」から「アクセシビリティ、表示、言語」に進み、「表示」内の「メディアのプレビュー」機能をオフにすれば、あらゆる動画や画像がリンクや表示ボタンを押すまで表示されないようになる。
ブラウザ版限定の方法だが、Chrome拡張を使ってトレンドの情報を隠すこともできる。「おだやかTwitter」「Twitter Stress Reduction」などがある。
それぞれ検索タブやリツイート・いいね数を隠す機能や、おすすめトピックを非表示にする機能などを備えている。
大きく話題になったニュースに関しては、ニュースサイトを装った偽アカウントや、不確定な情報を流してしまうユーザーも現れる。事実の見極めには情報リテラシーが必要になるが、あらゆる情報をいったん保留にしたり、見ないよう遠ざけることで、必要以上に流されずに済むこともある。
もしストレスが大きく体調などにも影響が出るような場合は、いったん情報から逃げて、自分の好きなものなどを見て心を落ち着かせるのがいいだろう。
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