ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、Twitterは関連する話題で持ち切りだ。メディアの報道も相次いでいるが、戦争というショッキングな話題が続くことで、気がめいってきている人も少なくないだろう。心の安寧を保つにはネットから離れるのも一つの手だ。
とはいえ現代では、もはやSNSに触れない生活は難しい。記者である筆者のように、仕事にTwitterなどを活用している人は、どうしてもさまざまな情報を見なければいけない。ミュート・ブロック機能などを使う手もあるが、シャットアウトしきれない情報もある。
そこで本記事では、Chrome拡張など、Twitter上の気がめいる話題を少しでも見えなくする方法をいくつか紹介する。
「おだやかTwitter」は、Twitterタイムラインからトレンド情報を隠せるChrome拡張だ。「話題を検索」タブを隠す機能も搭載しているので「見たくないのについ見に行ってしまう」行動を防げる。
ツイートへのリプライ数、リツイート数、いいね数などを隠す機能も搭載。おすすめユーザーや「今何してる?」欄も隠せる。
ちなみにこのChrome拡張を導入すると、UI左上部分にあるTwitterロゴマークの横に「おだやか」と表示される。ちょっとした機能だが、心がささくれているときは、こういう配慮が心にしみる。
「Twitter Stress Reduction」はおだやかTwitterと同様、タイムラインからトレンド情報を隠せるChrome/Firefox拡張だ。おすすめユーザーや今何してる?欄を非表示にできる。複数の語を同時にミュートできる機能も搭載。正規表現にも対応しており、表示しない条件を細かく指定することもできる。
「Twidere」は、ミュートする範囲を細かく指定できるAndroid向けTwitterクライアントだ。ユーザーやワード単位でのミュートはもちろん、リンクのミュートも可能。このうちワードとリンクは「ホーム画面でだけミュートする」「検索画面でだけミュートする」などの指定もできる。「名前に○○という文字がある人」といった条件も可能だ。
嫌でも情報が流れてくる世の中では、陰鬱な話題が多いだけで気がめいってしまう。一方で、こんなときにこそ活躍するテクノロジーも存在する。積極的な情報収集は大切だが、それがマイナスに働くのは本末転倒だ。自分を守るため、ちょっとした工夫があってもいいかもしれない。
最後に、記者が独断で選んだ気が和みそうな記事を置いておく。時間があればどうぞ。
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