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「かわいい」「リズム天国みたい」──リリース前から話題のタイピングアプリ配信開始

» 2021年10月29日 08時00分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 「かわいい」「リズム天国みたい」──リリース前の告知ツイートが4.2万RT、10.9万いいねを集めてTwitter上で話題を集めたタイピングアプリ「TYPING LAND」の配信が10月28日に始まった。GREE出身のゲームクリエイター比護賢之さんが個人で製作したもので、スマートフォン(iOS/Android)とPC(Windows/macOS)から無料でプレイできる。スマホ版には別途物理キーボードが必要。

タイピングアプリ「TYPING LAND」

 このアプリでは、キーボードの指の置き方など基礎の部分から学ぶことができ、全81のレッスンを用意。上級者向けには、スピードと正確さを要求するチャレンジモードなどを備えている。表示する文章はあらかじめ用意されたもの以外に、自作の文章も使用可能。日本語を含む8カ国語に対応しており、アプリのインストール後は、ネットに接続しなくてもプレイできる。

 アプリは、子どもの利用も想定しているため、広告は一切表示しないという。代わりに、ユーザーは制作者への寄付が可能であり、寄付(250円)するとアプリ内から「タイピングソード」というミニゲームが新たに遊べるようになる。

「タイピングソード」

 団体や法人での利用も可能な「School Edition」(1480円)にも切り替え可能。プレイヤーを60人まで登録できるようになる。

 アプリを制作した比護さんは、GREEで「釣り★スタ」や「探検ドリランド」などのソーシャルゲームの開発を担当した経歴を持つ。「デジタル学習が盛んな今こそ、前提となるタイピングの習得が必要」という考えから、約2年かけてTyping Landを開発した。

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