Google Cloud、暗号資産を無断採掘しているインスタンスを見つける「VM threat detection」正式リリース
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Google Cloud、暗号資産を無断採掘されているインスタンスのプロセスを検出する「VM threat detection」正式リリース。ハイパーバイザレベルでメモリをスキャンし検出」(2022年8月30日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Google Cloudは、暗号資産を無断採掘されているインスタンスを自動的に検出してくれる「Virtual Machine Threat Detection」(以下VM Threat Detection)を正式な機能としてリリースしたことを発表しました。
Google CloudのCompute Engineで実行されているインスタンスで、セキュリティホールなどの脆弱性を突かれて暗号資産を無断採掘されている場合、そのインスタンスのプロセスを特定し、レポートしてくれます。
これはCompute Engineが提供する仮想化ハイパーバイザのレベルでインスタンスのメモリをスキャンして検出するという技術を用いているため、インスタンスにエージェントなどをインストールする必要はなく、そのためエージェントに起因する性能劣化やメモリの圧迫、脆弱性などが発生しないというメリットがあります。
そのため、VMThreat Detectionを利用するには、「Security Command Center Premium」の設定ページで「VM Threat Detection」をオンにするだけ。
VMThreat Detectionはインスタンスの外部からメモリなどの状態を観察できるため、カーネルの整合性などを利用してルートキットとブートキットを検出することができると説明されており、今後はさらなる高度な攻撃の検知やライブテレメトリーのレポートなどを実現する予定とのことです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
8
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
9
不正アクセスによる漏えい人数、半年余りでのべ2億6000万人に 日本人口の2倍超
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR