EcoFlowにはスマートフォン用の「EcoFlowアプリ」(iOS、Android)が用意されており、DELTA 2で利用できる時間や入出力電力量が分かる他、出力ポートを制御できるようになっている。DELTA 2とはWi-Fi経由でつながる他、外出先ではピアツーピアのBluetooth接続で利用できる。
アプリの画面右上にある歯車アイコンをタップすると「設定」画面が表示され、DELTA 2に割り当てられるデバイス名を変えられるだけでなく、AC充電スピードの変更やX-Boost機能のオン/オフ、AC周波数の変更、システムのアイドル時間などをコントロールできる。
中でも便利なのが出力のオン/オフだ。バッテリー単独でACやUSBでの電源出力をオンにするにはボタンを長押しする必要があるが、アプリであれば瞬時にオンへと変更できる。例えばUSB出力は1秒程度の長押しでオン/オフするのだが、AC出力は5秒程度長押しする必要があり、その違いについてマニュアルには書いていなかったので最初は戸惑った。アプリ操作を基本に考えているのかもしれない。
またACをオンにしておくとバッテリー容量を消費してしまうため、使っていないAC出力はオフにした方が良いのだが、本体からの操作だとAC出力をオフにするためにはバッテリーの電源を落とす必要があって不便だ。アプリを利用すれば瞬時に切り替えが可能なので、こちらを利用した方がよいだろう。
あればいいなと思ったのが、アプリで本体電源オン/オフをする機能だ。これがあるとユーザビリティがかなり向上するだろう。
ここまでDELTA 2の基本が分かったところで、実際にキャンプへ行って試してみることにした。キャンプといえば肉。IHコンロで肉を焼く。これだ。
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