経済産業省は9月1日、エアコンの省エネラベルを変更し、詳細な性能比較をできるようにすると発表した。重複した内容を減らし配色を改善した他、新たに寒冷地仕様や限られたスペースにも掲示できるミニラベルを追加する。
寒冷地仕様はラベル下部にその旨を明記する。ミニラベルには省エネ性能の評価に応じて「☆」1つから5つまで半星を含めた表記と数字を記載する。
省エネラベルは消費者に対して省エネ機器の選択を促すために2006年に始まった制度。量販店など家電小売業者は省エネ性能を分かりやすく示した「統一省エネラベル」などを掲示する必要がある。家電小売業者は9月末までこれまでのラベル表示も行えるが、10月以降は新ラベルに変更する必要がある。
経済産業省は20年と21年に統一省エネラベルのデザイン改正を行ったが、エアコンについては基準エネルギー消費効率(省エネ基準)の見直し中だったため保留していた。5月末に新しい省エネ基準が決定したため新ラベルへの変更が決まった。
5年後に最大35%改善 エアコンの新しい省エネ基準、経産省が策定
「冷房」と「除湿」、効率が良いのは〇
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