全米科学財団(NSF)は9月15日(現地時間)、南極のマクマード基地で、米宇宙企業SpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」のテストが成功しているとツイートした。
「Starlinkは、マクマード基地に新たに配備されたユーザー端末で極地でのサービスをテストしており、科学支援のために帯域幅と接続性を高めている」という。
ツイートの画像には、Starlinkのアンテナらしきものが写っている。
マクマード基地は現在、米国立科学財団南極プログラム(USAP)が保有しており、夏には1000人以上が居住する。以前から衛星インターネットはあるが、限られたものだ。
SpaceXはNSFのツイートに「Starlinkは現在、7つの大陸すべてに対応している。南極のような遠隔地では、この機能はStarlinkのスペースレーザーネットワークで実現する」とリツイートした。
Starlinkの利用可能地域マップによると、アフリカ大陸はまだ利用可能になっていないようだ。なお、このマップではマクマード基地も利用可能とは表示されていない。
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