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Starlink、南極マクマード基地でも利用可能に

» 2022年09月16日 07時00分 公開
[ITmedia]

 全米科学財団(NSF)は9月15日(現地時間)、南極のマクマード基地で、米宇宙企業SpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」のテストが成功しているとツイートした。

 「Starlinkは、マクマード基地に新たに配備されたユーザー端末で極地でのサービスをテストしており、科学支援のために帯域幅と接続性を高めている」という。


 ツイートの画像には、Starlinkのアンテナらしきものが写っている。

 starlink 1 (NSFのツイート画像より)

 マクマード基地は現在、米国立科学財団南極プログラム(USAP)が保有しており、夏には1000人以上が居住する。以前から衛星インターネットはあるが、限られたものだ。

 starlink 2 USAPのFAQによる基地でのネット利用についての説明

 SpaceXはNSFのツイートに「Starlinkは現在、7つの大陸すべてに対応している。南極のような遠隔地では、この機能はStarlinkのスペースレーザーネットワークで実現する」とリツイートした。


 Starlinkの利用可能地域マップによると、アフリカ大陸はまだ利用可能になっていないようだ。なお、このマップではマクマード基地も利用可能とは表示されていない。

 starlink 3 Starlinkの利用可能地域マップ(赤丸のあたりがマクマード基地)

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