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M2になった新「iPad Pro」登場 12万4800円から 最上位構成は37万円超え

» 2022年10月19日 00時30分 公開
[山川晶之ITmedia]

 米Appleは10月19日、タブレット端末「iPad Pro」の新モデルを発表した。チップを「Apple M1」から「Apple M2」に刷新している。同日から予約受付を開始し、発売は10月26日を予定している。価格は11インチモデルが12万4800円から、12.9インチが17万2800円から。

新型「iPad Pro」

 M2の採用で、M1比でCPUのパフォーマンスが最大15%向上。GPUは最大35%向上。M1にはないメディアエンジンも搭載する。M2を生かすアプリとして「Davinci Resolve for iPad」の存在も明かされた。ディスプレイは、ミニLEDを配置した「Liquid Retina XDR」ディスプレイを採用。11インチと12.9インチから選べる。生体認証として「Face ID」を搭載している。

「Davinci Resolve for iPad」の存在が明らかに

 前面カメラは超広角の1200万画素。背面カメラは、1000万画素の超広角カメラと1200万画素の広角を搭載した2眼構成。新たにProResビデオの撮影に対応した他、M2チップに搭載されたISPにより「スマートHDR 4」にも対応した。LiDARスキャナも引き続き搭載する。

カメラは2眼構成。LiDARも搭載する

 メモリは8GBと16GBを用意するが選択するストレージで変化する。128GB、256GB、512GBストレージはメモリ8GB、1TB、2TBストレージはメモリ16GB。5G対応のセルラーモデルも用意する。なお、12.9インチモデルで2TBストレージとセルラーを選択した最上位構成の場合、37万2800円となる。

最上位構成は37万2800円

 Apple Pencilは第2世代に対応。iPadOS 16ではホバー動作が利用でき、最大12mm上まで検知されるようになる。

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