ソニーは11月7日、NFL(米国のアメリカンフットボールプロリーグ)のテレビ放送で流れるハイライトアニメーション制作などを手掛けるオランダのBeyond Sports B.V.(以下、ビヨンドスポーツ)を買収したと発表した。グループ内のスポーツ関連事業を強化する。
グループ会社の英Hawk-Eye Innovations(以下、ホークアイ)を通じてビヨンドスポーツの全株式を取得した(買収金額は非公開)。球技のラインジャッジ支援システム「Halk-Eye Live」を提供するホークアイ、スポーツ競技団体向けのアプリ制作などを手掛けるPulselive(パルスライブ)を合わせた3社でシナジー効果を生み出す考え。
ホークアイとパルスライブのCEOを兼務するルーファス・ハック氏は「3社のビジネスの融合は主要なスポーツ団体との戦略パートナーを目指す我々の強い後押しとなるだろう」としている。
ビヨンドスポーツは、NFLのコンテンツで2021年にスポーツ・エミー賞(Outstanding Live Graphic Design部門)を受賞するなど、AIを活用したデータ分析や運動科学に基づくアニメ制作技術に強みを持つ。制作したコンテンツはテレビ放送からVRへの応用など多様な出力が可能で、将来的にはメタバースでの活用も検討しているという。
ソニーの河野弘常務は「ソニーのスポーツ事業がさらに強化され、ライブとバーチャルをつなぐ新たなスポーツエンターテインメントが実現されることを確信している」としている。
PSVR2、2月22日に発売 価格は7万4980円 PSNユーザーは先行予約可能に
自撮り特化! 広角単焦点のシンプル動画デジカメ、ソニー「ZV-1F」の使いやすさ
「poiq」の最大のすごさはこれだけのテクノロジーをドリンクサイズに詰め込んだこと
「Teams」操る穴あきイヤフォン、ソニーが発売 MS公認、リモートワークに
「PS5生産終了」トレンド入り 原因はAmazonの招待リクエストメールか、現行機は販売中Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR