米Twitter社から漏えいしたTwitterアカウントデータ約540万件が、ハッカーフォーラムで公開されていると、米メディアBleeping Computerが報じている。公開されたのはアカウントのID、名前、ログイン名、電話番号、メールアドレスなど。1月に見つかったTwitterの脆弱性を突いた攻撃により盗まれたもので、8月には3万ドル(約405万円)で販売されていた。
Bleeping Computerは同じ脆弱性を悪用してさらに大規模な情報が漏えいしたとも報じた。8月に販売されたものとは異なる情報が大量に含まれるという。情報量は1700万件を超えるとみられるが、実際の量と攻撃者は不明としている。
同誌は、Twitterに関するフィッシングメールなどが出回る可能性もあるため、開かずに削除するなどの対策が必要と注意喚起している。
問題の脆弱性は、22年1月にTwitter社が実施したバグ報奨金プログラムで発見。21年6月のシステム更新で発生したもので、修正するまでに悪用された証拠はないとしていた。Twitter社は8月に公式ブログで漏えいについて認めている。
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