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» 2022年11月30日 18時55分 公開

ピクシブ、BOOTHなどで「実写・直接の被害者が実在しうる作品」を禁止に 新規約の詳細を公開

ピクシブは、同社が運営する決済機能を持つサービスの規約変更について、内容の詳細を公開した。実写または実写に近い写実的な表現などが禁止になる。

[ITmedia]

 ピクシブは11月30日、同社が運営する「BOOTH」や「pixivFANBOX」「pixivリクエスト」といった決済機能を持つサービスの規約変更について、詳細を公開した。実写または実写に近い写実的な表現などが禁止になる。

photo pixivFANBOXにおける禁止商品の基準

 サービス利用規約の第14条「禁止行為」と第15条「違反行為等への処置」の一部を改訂する。

 記述を変更する第14条26項は改定前、わいせつ・児童ポルノ・児童虐待などの表現を含む商品を禁止するものだったが、禁止する表現については各サービスのヘルプを参照するように変更する。第15条には「特定の決済手段の利用を禁止することまたは事前承認制その他の方法で制限すること」という記述を追加する。

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 各サービスのヘルプで定める禁止内容は30日発表時点ではいずれのサービスも同じ。禁止する表現方法として「実写」「実写に近いと判断される写実的な表現」「実際に被害者がいるという懸念を完全に払拭(ふっしょく)できない表現」を指定した。

 禁止する表現内容としては、児童ポルノ、児童虐待、近親相姦、獣姦、レイプ、人体の切断、その他ピクシブが不適切と判断する表現を指定している。

 これらの表現方法や内容を含む商品を発見した場合、ピクシブは商品の削除や非公開化、アカウント停止、一部決済手段の利用禁止や制限などの対応を取る。

 禁止商品の他に「要修正商品」についても規定した。実写の商品のように実在性の高い表現方法ではない作品について、タイトルや表現内容、タグ、作品説明などに修正が必要であると判断した場合は、商品の一時的な非公開化や修正依頼を行う。

photo BOOTHにおける要修正商品の基準

 修正後は再度販売が可能。ただし、要修正商品を大量に投稿している場合や修正を無視するなど、悪質なユーザーに対しては商品の削除やアカウント停止などの対応を取る場合もある。

 ピクシブは11月15日に、サービス利用規約の改定を予告。Twitterでは「pixiv」「BOOTH」の他、「近親相姦」などの関連ワードがトレンド入り。ピクシブへのアナウンスに対し「創作SNS大手として小説も絵も守ってほしい」「BOOTHやFANBOXから手を引かないといけなくなる」といったコメントが集まった。

 規約改定日は12月15日。ピクシブは規制対象の表現を含め、利用規約に抵触する商品を取り扱っている場合は、非公開化や取り下げなどの対応を取るよう呼び掛けている。

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