空調大手のダイキン工業によると、原因は室内に生じる温度ムラと、エアコンに付いている温度センサーの位置のようです。どういうことでしょうか。
一般的なエアコンは、室内機に温度センサーが付いています。室内機は天井近くの高い場所に設置されるケースがほとんど。そして暖かい空気は高いところに集まる性質があります。
つまり室内機の温度センサーが高い位置で温度を測り「設定温度に達した」と判断すると運転を弱めてしまうのです(このため温度センサーをリモコンなどに付けている機種もあります)。ただ、ここで設定温度を上げると無駄に消費電力を増やすことになりかねません。
ダイキンによると有効な対策はサーキュレーターや扇風機、空気清浄機などを併用し、室内の空気をかき混ぜること。温度ムラが解消し、温度センサーは正しく室温を測れるようになります。
ダイキンは「特に加湿空気清浄機を使用すれば、空気の撹拌(かくはん)と加湿、空気清浄を同時にできるので一石二鳥」としています。
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