こたつのヒーター部は、たいていドライバーが1本あれば交換できます。これは2000年代以降の製品ならヒーター部のサイズが規格化されているため(例外もあります)。ユニットごと脱着できるためヒーターを分解したり、配線を行ったりする必要はありません。
手順は、1)こたつを裏返し、ヒーター取り付け木枠のサイズを確認。2000年以降の国内メーカー製なら大抵は29×29cmか、29×33cmです、2)交換用ヒーターを購入。5000円から9000円程度で購入できます、3)説明書の内容に沿って古いヒーターを外して新品に交換。ネジもしくは付属の化粧ビスで4カ所を固定します。木枠のサイズが29×33cmで交換ヒーターが29×29cmだった場合には付属のスペーサーを使用します。
ヒーターだけ交換できると廃棄物を減らせますし、より省エネなヒーターに代えることもできます。なによりお気に入りのこたつを長く使えるのはうれしいですね。
ただし「こたつ」として売られていないテーブルにヒーターを取り付けようとはしないでください。こたつは電気用品安全法に基づく温度試験をクリアしていますが、一般的なテーブルはそうではないので、重大な事故につながるおそれがあります。
節電に関するテクノロジーとテクニックをデータを添えて紹介する連載。クイズ形式になったり、内容がアナログになったりもします。
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