米AI研究企業OpenAIは1月16日(現地時間)、AIチャットサービス「ChatGPT」のAPIを間もなく公開すると発表した。利用希望者の申し込み用ページも公開している。申し込みには名前、メールアドレス、会社名(任意)、利用目的などの入力が必要。
ChatGPTは22年12月に登場したAI言語モデル。現在はプレビュー版として、テキストで質問を投げかけるとAIがその回答を表示するサービスを提供しており、その精度からSNSなどで話題を集めている。日本語にも対応しており、例えば「ChatGPTとはなんですか?」と聞くと以下のような答えが返ってくる。
「ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型自然言語生成モデルです。このモデルは、対話文や会話文を入力として受け取り、それに対して自然な形で返答することができます。ChatGPTは、大規模なトレーニングデータセットを用いて訓練されており、人間に近い形で会話を行うことが可能です」(原文ママ)
OpenAIは同日、米Microsoftのクラウドサービス「Microsoft Azure」で、近日中にChatGPTが使えるようになることも予告している。AzureでOpenAIが提供するAPIにアクセスできるサービス「Azure OpenAI Service」から使えるという。
AzureでChatGPTが利用可能に、近日公開 「Azure OpenAI Service」一般提供スタート
OpenAI、ChatGPTの有料版提供を検討中 「いくらなら使いますか?」
「AIで詐欺メールと攻撃プログラムの生成に成功」 セキュリティ企業が注意喚起 知識なくても攻撃可能に
ChatGPT、公開6日目で100万ユーザー突破
ChatGPTによる回答をStack Overflowが一時的に禁止 大量のもっともらしいが不正確な回答に対処しきれずCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR