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「偽抱き枕カバー」で44歳の男性を書類送検 「DEAD OR ALIVE」キャラなど無断使用

» 2023年01月27日 12時06分 公開
[ITmedia]

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は1月25日、神奈川県大船署が神奈川県平塚市に住む自営業の男性(44歳)を著作権法違反の疑いで横浜地検に書類送検したと公表した。コーエーテクモゲームスの「DEAD OR ALIVE」やCygamesの「グランブルーファンタジー」などのキャラクターの姿を無断複製した「偽抱き枕カバー」を販売目的で所持していた。

押収された「偽抱き枕カバー」など(出典は神奈川県大船署)

 男性はインターネットを通じて仕入れ/転売することで2018年から約1200万円を売り上げていたとみられる。警察の調べに対し男性は「生活費のために販売していた」と供述している。

 コーエーテクモゲームスによると男性は「DEAD OR ALIVE 6」などに登場する「マリー・ローズ」など5人のキャラクターの姿態等を無断で複製したり、衣服を削除するなど改変を加えたりした抱き枕カバー計22点を所持していたという。

 同社は「当社著作物を無断複製または翻案し、販売する行為は当社著作物の品位、名声およびイメージを著しく毀損し非常に悪質」と判断。告訴状を提出したという。

コーエーテクモゲームスの発表資料
偽抱き枕カバーの被害に遭った作品一覧

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