ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2月15日、まもなく発売するPlayStation 5対応のVRヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR2」(以下、PSVR2)を分解する動画を公開した。「こだわり抜いたその構造や設計思想を解説する」としている。
動画はヘッドセット編とコントローラー編の2本。ヘッドセット編ではSIEの荒木孝昌さん(ハードウェア設計部門、メカ設計部)が登場し、製品をパーツレベルで分解しながら左右対称の内部構造や冷却システムの設計思想、光学ユニットの細かな工夫、装着感にこだわったヘッドバンドの設計などを解説していく。
「今回はとことん機能と強度を保ったまま、いかにコンパクトに軽くできるかにこだわって作っている。今まで以上のVR体験をぜひ」(荒木さん)
コントローラー編にはSIEの五十嵐健さん(ハードウェア設計部門、ペリフェラル設計部)が出演。没入感のあるゲーム体験を実現するためのトラッキング技術やジェスチャー操作を可能にする指検知センサー、DualSenseワイヤレスコントローラーでも採用したハプティック(触覚)フィードバックなどを解説する。再生時間はヘッドセット編が約12分、コントローラー編は約5分。
PSVR2は、PS5と組み合わせるために有機ELパネルを採用し、片目当たり2000×2040ピクセルという解像度を実現したVRヘッドマウントディスプレイ。22日発売予定で、価格は本体が7万4980円、専用ゲームを同梱した「PlayStation VR2 “Horizon Call of the Mountain” 同梱版」は7万9980円。
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まだ見えぬ「PlayStation VR2」の本当の姿――歴史と「いま分かること」から予想するCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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