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Chrome 110にメモリ消費軽減機能 「メモリセーバー」と「省エネモード」

» 2023年02月21日 06時32分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleが2月2日(現地時間)からロールアウトしているChromeの最新版、バージョン110のWindows、Mac、Chromebook版で、昨年12月に予告していた2つのメモリ節約機能が追加された。米The Android Policeが20日に報じた。

 Chromeの右上にある縦3点アイコンのメニュー→[その他のツール]に[パフォーマンス]が追加された。

 performance

 これを開くと、「パフォーマンス」と「電源」という設定項目が表示される。いずれも初期設定で有効になっている。

 settings

 「パフォーマンス」の「メモリセーバー」モードは、Chromeでタブを多数開いている際、使っていないタブのメモリを解放することにより、表示しているアクティブなタブの反応をスムーズにするというものだ。非表示タブを開くと、再読み込みする。「常にアクティブにするサイト」で重要なタブを対象から除外することも可能だ。

 「電源」の「省エネモード」は、PCのバッテリーレベルが20%まで落ちると、Chromeのバックグランドでのアクティビティ(アニメーションや動画を含むWebの視覚効果)を制限することで、バッテリーを節約する。PCが電源に接続されていないときにオンにする設定も選べる。

 saver

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