NTTドコモが3月22日に、携帯電話の新規契約や、各種注文時の本人確認手段において、「健康保険証等」の取り扱いを5月に終了すると発表した。同件について、他の携帯通信キャリアにおける健康保険証の取り扱いは今後どうなるのか尋ねた。
KDDIは「現状、他の書類と一緒に提示する形で健康保険証は利用できる。今後について現時点で決まっていることはない」と回答。楽天モバイルも「現状、補助書類が必要になるが保険証を本人確認書類として使える。引き続き同じ方法で本人確認できる」とほぼ同じ回答だった。
ソフトバンクは「他社状況を鑑みて今後どうするか検討中だが、現時点で決まっていることはない」と、こちらも現時点で変更の予定はないとしている。
NTTドコモは取り扱い終了の理由として「ご契約者本人の意図せぬ『不正な契約締結や不正利用等』が増加している」ことを挙げている。政府は健康保険証とマイナンバーカードの一体化を進めており、2024年秋には健康保険証の廃止を計画している。
ドコモ、本人確認で「健康保険証」が利用不可に 5月中旬から
マイナポイント申請、カード交付遅れれば延期の可能性も 河野大臣は「そうならないように対応する」
2月28日のマイナカード申請119万枚で過去最高 累計申請数は9300万枚に 河野大臣明かす
マイナポイント第2弾、申込期限を5月まで延長 ただし「しつこいですが、マイナカードの申請は2月末まで」と河野大臣Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR