4月10日に来日した、ChatGPT開発元である米OpenAIのサム・アルトマンCEOは、自民党本部での会合冒頭に挨拶し、日本で100万人を超えるユーザーがChatGPTを利用していると語った。
「日本でAIテクノロジーがこんなに早く広がるのは驚き」だとアルトマンCEO。
「AIの開発は革命をもたらすと信じている。いろいろなリスクも言われているが、できるだけ低減しメリットを増加させていくために、日本の果たす役割は大きい。将来に向けて日本政府、関係者の方々と緊密に連携していく」と話した。
最新のGPT-4について、「日本語、日本文化の点で能力が向上していると考えているが、GPTの将来のバージョンにおいてさらに向上を図れると感じている」とした。
サム・アルトマンCEOは「OpenAI Tour 2023」をうたい、東京を含む世界の17都市を巡り、講演および政策立案者との面談を行う予定だ。訪問を予定しているのは、トロント(カナダ)、ワシントン D.C.(アメリカ)、リオデジャネイロ(ブラジル)、ラゴス(ナイジェリア)、マドリッド(スペイン)、ブリュッセル(ベルギー)、ミュンヘン(ドイツ)、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、テルアビブ(イスラエル)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、ニューデリー(インド)、シンガポール、ジャカルタ(インドネシア)、ソウル(韓国)、東京、メルボルン(オーストラリア)の17都市。
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