イーロン・マスク氏が16日の午前2時(日本時間)に投稿したツイートを巡って、「ブロック削除」がトレンド入りする事態となっている。マスク氏が「ブロックを削除することは検討に値する」とツイートしたことで、Twitterからブロック機能を削除するかもしれないという憶測が流れているためだ。
実際のところ、マスク氏は「“君のブロック”(your blocks)を削除することは検討に値する。それによって起こりうる最悪の事態は?言葉と絵文字……」(ブロックを外したからといって目に入るのは言葉と絵文字でしかない)というツイートの前に、「ネガティブなフィードバックをTwitterで受け取るというのは、自分本位によるエラーを減らすのに効果的だ」「なぜなら自分のブロックリストを削除したから」と投稿している。
つまり、ブロック機能の削除を検討しているのではなく、ネガティブなフィードバックを受け取るために自身のブロックリストを削除したので、それを「あなたもやってみたら」と呼びかけている。単体のツイートだけでは、確かにブロック機能の削除とも読み取れてしまうが、リプライのツリー全体を読むと違う意図であると分かる。ツリーの途中には「#SoBrave」(なんて勇敢)というハッシュタグもあり、ネガティブな批判も受け入れる自分自身を称えていることが読み取れる。
リプライのツリーに気づいたTwitterユーザーからは、「ブロック機能ではなくイーロン個人のリストか」「ブロック機能は快適なTwitterライフのために必要なのでなくさないでほしい」「ツイートの翻訳機能が雑すぎる」といった声があった一方、「前科がいろいろあるから『という訳でブロック機能なくしました!!』って言い出しかねない」などのコメントが投稿されている。
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