2023年に還暦(60歳)を迎える“還暦人”の間でもキャッシュレス派が増加傾向にあるようだ。PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)が実施した調査によると、「買い物は、現金決済よりキャッシュレス決済が多い」と答えた人が78.8%と、約8割に及んだ。
この比率は、2021年調査の68%、22年調査の70.8%から継続して上昇しており、キャッシュレス決済の普及とともに増加している。
同様に、お金の管理を銀行アプリや会計簿アプリなどで行いたいという人も、38.6%にのぼった。こちらも22年調査の30.5%から8.1ポイント増加した。
なお、還暦人に貯蓄額を聞いたところ、平均は3454万円となり、22年調査から332万円の大幅増加となった。一方で、約4割が「貯蓄額は300万円未満」、3割以上が「2000万円以上」と答えており、貯蓄格差が際立つ結果となった。
この調査は3月13〜15日にインターネットで行われた。有効回答数は2000人。
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