米Google傘下のYouTubeは6月22日(現地時間)、「なりすましに関するポリシー」を更新すると発表した。例えば「ファンアカウント」と主張しつつ、実際には公式コンテンツをアップロードしているだけのチャンネルや、人気チャンネルにアバターや名前を似せてなりすますなどの不正行為に対処する目的。
新たに禁止するのは、以下のような行為(これがすべてではない)。このポリシーに違反すると、チャンネルまたはアカウントを停止される可能性がある。
- 別のチャンネルとして、同じ識別子(チャンネル名またはハンドル)と画像を使用しているチャンネル。名前にスペースを挿入したり、文字の「O(オー)」を数字の「0(ゼロ)」に置き換えたりしている
- 他人の本名、ユーザー名、画像、ブランド、ロゴ、その他の個人情報を使用して、本人であるかのように見せかけている
- 他人のチャンネルと同じ識別子(チャンネル名またはハンドル)とその人の画像を使用してチャンネルを設定し、その人物がチャンネルにコンテンツを投稿しているふりをする
- 他人の名前と画像を使用してチャンネルを設定し、その人物が行っているように見せかけて他のチャンネルにコメントを投稿する
- チャンネルの説明で「ファンアカウント」であると主張しているが、チャンネル名またはハンドルで明確に言及していないチャンネル、または他人のチャンネルを装ってそのチャンネルのコンテンツを再アップロードしているチャンネル
- 既存のニュースチャンネルになりすましたチャンネル
この新ポリシーは8月21日に発効する。
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