米OpenAIがAIチャットサービス「ChatGPT」に「Code interpreter」という機能のβ版を追加した。これによりファイルをアップロードできるようになった他、ChatGPT上でのPythonプログラムの実行にも対応。Twitter上ではさまざまな利用方法が考え出されている。
Code interpreterは有料プラン「ChatGPT Plus」で提供している機能。アカウントの設定画面から有効化すると使える。これまではユーザーが文字で入力し、ChatGPTが結果を文字で出力していた。しかし同機能を使えばCSV形式のデータやPDFファイル、画像などをアップロードして分析させられる。結果は文章だけでなく画像でも出力できる。
例として、筆者の個人Twitterアカウントのリツイート数やフォロワー数などをまとめたデータをアップロードして分析させてみた。
アップロードしたデータは以下のようなもの。
その上で、次のように質問。
これは私のTwitterアカウントのデータです。
(1)ツイート数、メディア数、RT数、いいね数のうち、新規フォロワー獲得やインプレッション数増につながりやすいパラメーターはどれでしょうか。グラフで示してください。
(2)今後、フォロワー数とインプレッション数を増やしていきたいのですが、どのように運用するのがいいでしょうか。
するとChatGPTはまず、課題を整理してデータを読み込んだ。データの構造を把握した後は各パラメーターの相関係数を計算。どのパラメーターがインプレッション数や新規フォロワー数に強く影響しているか分析できた。
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