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生成AI 若者は「おもしろいコンテンツを生み出す」 中高年は「仕事を手伝ってくれる」 アドビの意識調査

» 2023年10月26日 11時13分 公開
[ITmedia]

 若者にとって生成AIは「おもしろいコンテンツを生み出すもの」というイメージが、中高年には「仕事を手伝ってくれるもの」という印象がある――アドビが10月26日に公表した生成AIに対する意識調査で、こんな傾向が見えた。

画像 ニュースリリースより

 調査は2023年7月、全国の15〜65歳の男女900人を対象に実施。X世代(40-65歳)、Y世代(25-39歳)、Z世代(15-24歳)と性別それぞれ均等割り付けた。

 生成AIの認知状況を聞いたところ、「言葉の意味を知っている」「意味は知らないが、言葉を聞いたことがある」を合わせた結果はX世代で68.4% 、Y世代で67.4%、Z世代で59.4%と、X世代が最も多かった。

 生成の使用経験について聞いたところ、Y世代の利用経験が最も高かった。特に画像生成AIは「使っている」「使ったことはあるが、現在は使っていない」がY世代で合わせて23.0%とZ世代より3.6ポイント、X世代より16.3ポイント大きかった。

 生成AIに対するイメージ(複数回答)では、「おもしろいコンテンツを生み出すもの」がZ世代で39.0%、Y世代で34.0%と両方の世代で最多。2位以下は「仕事を手伝ってくれるもの」「簡単に情報を検索してくれるもの」と続いた。

 X世代では「仕事を手伝ってくれるもの」(37.3%)、「簡単に情報を検索してくれるもの」(34.3%)、「情報を整理してくれるもの」(32.7%)との回答がトップ3で、実用性を重視している傾向が見えた。

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