近鉄グループのスーパー「近商ストア」(大阪府松原市)は11月2日、サーバの一部が第三者から不正アクセスを受け、奈良県内5店舗のネットスーパー会員約1万7000人分の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。現時点で被害は確認されていないという。
同社によると、漏えいした可能性があるのは「KINSHO」「Harves」の学園前店、高の原店、白庭台店、あやめ池店、真美ケ丘店のネットスーパー会員の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日。
この他、同社社員や家族約1万2000人分の個人情報や取引先との情報、顧客からの問い合わせ情報も漏えいした可能性がある。同社は大阪府警に被害相談している。
10月31日午前にサーバが異常停止し、緊急点検したところ不正アクセスを確認した。11月2日時点で復旧のめどは立っておらず、ネットスーパーの受注を見合わせている。実店舗の営業は通常通り行っている。
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