同氏の行為については肯定する声もあるが、反発の声も広がっている。アミウトン・ソスメイヤー市議会議長は一定の理解を示しつつも、「危険な前例になる」と警鐘を鳴らした。
AI利用を伏せたまま条例案を提出したことについて、ホザリウ氏は「(他の議員が)先入観を持ったままでは、可決が阻止されると考えた」とした上で、「偉大な技術革新の状況について議論を巻き起こすためのものだった」と狙いを強調。
AIは自身が考えもしなかった内容を含む条例案を作った、と明かすとともに、「政治家や公務員の時間を節約し、彼らが真に何をすべきかに焦点を与えるものだ」と強調した。また、AIによって「政治家の数が減る可能性」についても言及した。
生成AIは偽情報・画像の拡散につながるとして、問題視されることも少なくない。ブラジルでは今秋、連邦裁判所判事がChatGPTを使って判決文を作成したとして、司法当局から事情聴取された例がある。(黒沢潤)
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